2009年12月9日

国民の貧困層の割合を示す「貧困率」。

65歳以上の女性の約2割が該当することが内閣府よって明らかにされた。

男性においても15%に達しており、 更に単身者に限ると65歳以上の女性は52.3%、 男性でも38.3%と高い数値を示している。

 

企業がこれまでにないほど倒産や廃業を繰り返し、 長く経営を続けることが難しくなってきたが、 家計も同じ時代に入ったと、 この数値が表している。

国も企業も個人の家庭も、 うまく経営をしていかなければならない。

 

「国家経営」「会社経営」「家庭経営」である。

 

「経営」とは安岡正篤氏の言葉によれば 「『理想』を描き、それを『実現』する道筋を描き、 そして『現実』からスタートする。」こと。

この理想、実現、現実が経営の3要素であるという。

 

国家には「政治家」という経営者がおり、 会社にも「社長や役員等」の経営者がおり、 家庭にも「自分」という経営者がいる。

 

日本を代表する企業経営者であった松下幸之助氏は 「経営者は、今日の延長線上で明日を考える人ではなく、 将来あるべき姿から今日を考える人だ」と。

「目先のことしか言わない政治家が増えた、 つまりその日暮らし。 国民の思いにその時々に おもねる様な政治をしていれば 必ず日本は滅びる」 と言って松下政経塾を創り上げた。

 

世の中では、 国家経営者である政治家の批判、 会社経営者の批判が散見されるが、 自分が変えられるのは 自身が経営者である「家庭経営」だけである。

10年後、20年後、30年後の理想を描き それを実現する道筋を描き そのために現実の今から行動を起こす。

 

現在の65歳以上の方は 私たちの世代より 年金制度でいえば とても恵まれている

にもかかわらず既に貧困率2割という現実。

 

私たちの老後はもっと大変な時代になることは想像に難くない。

家庭の経営をどうしていくか?

経営者である自分自身に問いただし 新たな年を迎えたい。